ご挨拶
当社は昭和23年創業以来、船舶輸送の歴史とともに歩んでまいりました。
今日も会社として事業を継続できましたのは、ひとえに株主の皆様や荷主の皆様始め多くのお取引先、 その他たくさんの方々のご支援の賜物と感謝申し上げます。
船舶による輸送は、昨今の環境にやさしく省エネルギーな運搬手段として、新たな注目を集めています。当社は、地球温暖化防止・CO2削減に貢献すべく、二酸化炭素排出量の少ない先進二酸化炭素低減化船を いち早く取り入れ、自然環境保護に留意し、荷主のニーズに合った安全運輸、安心運輸を目指し、更なる 研鑽を重ねてそれを実現することに努めています。 私どもにたいする永年にわたる皆様のご支援とご愛顧を、引き続き賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長
福田 正海
経営理念
私たちは創業者福田正の仕事に対する誠意と信頼、そして一生懸命さの”心意気”を引き継ぎました。今、KDSL(協同商船)は、光と水と風と・・・をテーマに!
船、命を運ぶ船をコンセプトに・・・・
船舶管理会社として船舶の運航と修繕管理、乗組員の育成、配乗、労務管理を主な業務として運営致しております。特に陸上・海上社員に女性を起用し、人が働きやすい会社を目指し、環境に護しい船舶建造を心がけ、次世代に継ぐ心意気で歴史に向かって、日夜船を運航しております。
創業者 福田正
昭和9年 早稲田大学政治経済学科卒 大同海運入社
戦時中船舶運営会局長秘書出仕
昭和21年 大和汽船創立 常務就任
昭和23年 協同商船創業 社長就任
昭和25年 協同商船株式会社設立 代表取締役社長就任
昭和32年 甲仲業三福海事創立 社長就任
昭和39年 三陸海運及び東北運輸設立 代表取締役社長就任
昭和40年 両社合併後 東北運輸社長留任
昭和60年 藍綬褒章受賞
昭和63年 協同商船株式会社 代表取締役会長就任
平成3年 旧日鐵物流株式会社業務提携 特別顧問就任
協同商船株式会社 代表取締役社長復帰
平成9年9月11日(没)
福田光容
昭和13年 私立錦秋高等女学校卒
昭和13年 松竹株式会社本社入社
昭和15年 松竹株式会社本社退社
昭和15年 東京都庁入庁
昭和18年 東京都庁退庁
昭和18年 船舶運営会入社
昭和22年 船舶運営会退社
昭和24年 福田正と結婚
昭和32年~40年迄 華道古流及び裏千家茶道教授
昭和32年~39年迄 全国華道古流協会理事
平成9年(8月) 協同商船株式会社 取締役副社長就任
平成9年(9月) 協同商船株式会社 代表取締役社長就任
令和2年11月10日(没)
代表取締役社長 福田正海
昭和27年 藤間流藤間勘晃師入門
昭和40年 藤間流名取り免許許可
昭和45年 トキワ松美術短大(現横浜美大)卒
昭和48年 文化庁後援東京新聞主催全国舞踊コンクール邦舞第1位
文部大臣奨励賞 東京新聞社賞 舞踊協会賞受賞
昭和50年 藤間流教授免許許可 リサイタル・舞台・テレビ等活躍
昭和53年 有限会社宏英企画設立 取締役就任
昭和62年 藤間流独立 舞踊家として創流
平成4年 協同商船株式会社取締役専務就任
平成13年 協同商船株式会社代表取締役専務就任
令和2年(4月) 協同商船株式会社代表取締役社長就任
代表取締役常務 福田美穂
昭和29年 藤間流藤間勘晃師入門
昭和40年 大芝信・内田裕子舞踊研究所入門
昭和46年 宝塚音楽学校入門
昭和48年 宝塚歌劇団入団 初舞台
昭和53年 宝塚歌劇団退団後 舞台・テレビ等活躍
日本舞踊家としても活躍
昭和62年 藤間流教授免許許可
平成9年 有限会社宏英企画取締役就任
平成10年 協同商船株式会社取締役総務部長就任
平成26年 協同商船株式会社取締役常務就任
会社概要
東京都杉並区荻窪5丁目26番13号 Daiwa荻窪ビル701
修繕ドッグ:向島ドッグ㈱、㈱三和ドック、藤高造船㈱ 他
計 器: 東京計器㈱ 日本無線㈱ 他
塗 料: 中国塗料㈱ 関西ペイントマリン㈱ 日本ペイント㈱ 他
ハ ッ チ: 八潮工業㈱ 他
プロペラ: かもめプロペラ㈱ 他
電 機: 渦潮電機㈱ 大洋電機㈱ 明陽電機㈱ 他
監視システム: エーアイエス・ライブ・ジャパン セコム㈱
部品/修理:上記含む 他
㈱IMC 泉産業㈱ ㈱中一 ㈱タイヨーマリビス
㈱ワカスギ 三造テクノサービス㈱ 他
沿革
創業者福田正が、早稲田大学卒業後、大同海運に入社。
以後、船舶運営会局長秘書を務め、その後船舶運営会から独立。
1948年
2月
国の船舶統制下にあって海運仲介業を主体に創業。
1949年
4月
日本製鐵株式会社の東京/釜石の鉄屑輸送を受注し、経営の基盤を得る。
1950年
4月
船舶民営化の下、八幡製鐵株式会社・富士製鐵株式会社(のち新日本製鐵株式会社)に係る 輸送仲介業者としての指名を受ける。これより内航運送業者として協同商船株式会社を新発足することとなる。
1950年
12月
釜石/京浜航路に小型船の必要から富士製鐵株式会社並びに三井船舶株式会社(現株式会社商船三井)の 要請を受け、内航船主となり小型船運航業者となる。
1951年
8月
釜石航路自営船増強の必要から、第2船としてF型船光洋丸を同航路に就航させる。 戦争で不通となった花巻釜石線の鉄道にかわり唯一の釜石製鉄所専用連絡船として重要な役割を果たす。
1964年
旧三井船舶株式会社と旧大阪商船株式会社の合併に伴い、両社代理店も合併し、新たに東北運輸株式会社として 福田正が社長に就任する。
1970年
4月
新日本製鐵株式会社(現新日鐵住金株式会社)の発足に際して、改めて同社の関連事業会社となり、 同時に各製鉄所の国内出荷製品並びに購入原料輸送の運送元請業者に指定される。
1972年
4月
新日本製鐵株式会社では9製鉄所の配船一元化による輸送合理化のため、元請運送会社である当社を含む8社を もって共同配船センターを結成する。当社は同配船センター釜石支部の業務の担当となる。なおこの新体制に 伴い当社船は同社の全航路に就航することとなる。
1981年
7月
代表取締役社長福田正が運輸大臣表彰を受賞。
1985年
4月
新日本製鐵株式会社から星野蕃史氏を取締役副社長として迎える。
代表取締役社長福田正が藍綬褒章を受章。
1988年
2月
星野蕃史が代表取締役社長に就任。福田正は代表取締役会長に就任。
1991年
6月
星野蕃史が代表取締役社長を辞任し、のちに日鐵物流株式会社 (現日鉄住金物流株式会社)の専務取締役となる。
福田正が代表取締役社長に復帰。日鐵物流株式会社の特別顧問となる。
1991年
7月
海上輸送元請オペレーター業務と大型シェアーを日鐵物流株式会社に移管し、 全面的な業務提携の下に船主業に専念することとなる。
1992年
3月
福田正海(正美)が取締役に就任。
1997年
6月
福田正海が取締役専務に就任。
1997年
8月
福田光容が取締役副社長に就任。
1997年
9月
創業者福田正が没後、福田光容が代表取締役社長に就任し、業務を継承。 ともに専務取締役福田正海、総務部長福田美穂が船主業に専念することとなる。
1998年
2月
福田美穂が取締役総務部長に就任。
1998年
9月
故福田正、一周忌及び創業50周年記念パーティーを開催。
2000年
5月
光辰丸の代替建造を行う。
2001年
2月
福田正海が代表取締役専務に就任。
2006年
8月
船員派遣事業の認定を受ける。
2006年
11月
国土交通省より船員労働災害防止優良事業者一般型2級の認定を受ける。
2008年
11月
創業60周年記念パーティーを開催。
2011年
11月
光翔丸の代替建造を行う。
2014年
3月
福田美穂が取締役常務に就任。
2015年
6月
成秀丸の代替建造を行う。
2016年
2月
創業70周年記念パーティーを開催。
現在、船舶管理会社として自然環境におけるSOx・NOxの低減化に務め、低炭素化の船舶の 建造の他、陸上及び海上社員に女性を起用し、 乗組員の育成にも力を入れながら、現状に マッチした経営方針で運営を行っている。
事務所の紹介
オープンスペースで枠組みが無く活気ある、明るく楽しい職場です
協同商船㈱の組織は、総務、経理、工務、海務部で構成されています。
陸上は全て女性社員で構成され、事務所はオープンスペースで、
幹部から従業員まで枠組みのないグループ化。とても明るい職場です。
住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目26番13号 Daiwa荻窪ビル701
TEL03-5397-7261 FAX03-5397-6170
アクセス:JR「荻窪駅」西口より徒歩2分